20キリギリスの誓い

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 「ただの人間ですよ。美鈴さんと同じ。」

 

長い指が美鈴の肩先に触れているが、まだ田山との間に距離がある。

 

「それは・・そうなのでしょうけど。」

 

納得していない様子で横を向きかけたら、肩にあった手に力がこもり、
ぐっと引き寄せられた。
真正面から見つめられると、どういう顔をしていいのかわからない。

 

「多少は、余分な能力が備わっているかもしれませんが。」

「余分な能力?」

大したことはありません。
余分なものがあるだけ、不便もありますが、
それはもうとっくにあきらめました。

 

その表情がやや悲しげだったので、なおも追求するのがはばかられたのだが、
大事な返事をする前に、確かめるべきことは確かめないと。


「どんな・・・能力なのですか?」

 

あきらめたような微笑みが浮かんだ。

 

「手品のように、やって見せる、という性質のものではないんです。
 ほんのわずか、ものの気配を鋭く感じられる、というか・・・。」

 

美鈴が首をかしげ、わからない、という表情で見上げたので、
田山は困ったような顔をした。

 

「おいおい、わかってもらう、というのでは、ダメですか?」

 

言いながら、そっと美鈴の肩をなでると、
たちまち肩のあたりがぽうっと熱くなる。

これもその能力のひとつ?
あ、でもこれは・・・わたしのせい、ね。

 

「あなたが怖がって離れてしまうのではと、不安なのです。
 僕にはどうしようもないことなのに。」

 

こめかみのあたりにゆっくりと指が差し込まれ、
さらさらさら・・・と髪を滑り降りていく。
撫でるような指先の感触に、
体のどこかがとろり、と溶け始めたみたいだ。

 

「ですから、一緒にいて、少しずつ僕に慣れてもらう、
 というのはどうでしょう?」

「でも、わたし、仕事の準備とか・・・」

 

ゆったりと彼の指が動くたび、とろりとした液体が体の隅々へと広がる。

 

「ここでもできるでしょう?
 僕にできることなら、なんでもお手伝いしますよ。」

「・・・でも、どうしても、一人でこもる時間が必要なんです。
 徹夜で資料読んだりしなくちゃならないし、
 単語をブツブツ言ったり、大声で繰り返したり、かなりうるさいですよ。
 それに、中古だけど、いちおうマンションを買ったばかりですし・・・」

 

いつの間に背中におりた指から、温かい波動が伝わってくる。

 

「だから、わたし、ずっとここにいると言うわけには・・・」

 

気がつくと目をとじて、やわらかなキスを受けていた。
すべての思考力が崩壊して、くずおれそうだ。

 

「大丈夫ですよ。」

甘いささやき声。

「ダメ・・・」

 

つぶやいたくせに、こんなにも温かくて頼もしい体から離れることなど、
できそうもない。
誘うように、するりと美鈴の歯を乗り越え、田山が入ってくる。

 

ダメ・・・。

 

頭でつぶやいても声にはならない。
いつのまにか、腕を回して田山に抱きついていた。
奥の奥まで入ってきそうな親密さに戸惑いながらも、
うっとりしてしまう。

唇が離れると、田山はじっと美鈴を見つめた。
丸い虹彩が金色がかって、瞳の黒い部分を際立たせている。

まるで何かの動物の目、みたいだわ。
何の動物だったかしら?

それほど多くの動物の目を見たわけでもないので、
うまく思い出せそうになかったが、なおも見つめようとすると、
不意に瞼が閉じられ、濃いまつ毛が眼前に揺れた。

 

あ・・・

美鈴さんも目を閉じて。

 

低い声が直接、頭の中に響いてくると、今度こそ素直に従う。

甘いキス。優しいキス。
温かい腕の中にぎゅうっと抱きしめられると、
美鈴はすっかりぐにゃぐにゃになってしまった。

ああ、気が遠くなりそう。

世界がゆっくり揺れ始めた。

もう、どうにでもして・・・。

 

 

こんちは~!まこっちゃん、いるかい?
いや、電気が見えたもんだからさ。ちょいと寄ったんだけど・・

 

およそ、この場面に不釣り合いな張りのある声と遠慮がちな声が、
いきなり、ユニゾンで響いてきた。

美鈴ははるかな夢の国から、むりやり引っぱりもどされてくる気分だった。
自分を包んでいた体が不意に堅くなり、
少しためらった挙句、ゆっくりと離れだすと
美鈴は田山のシャツをつかんで、ぎゅっと握りしめてしまった。

田山は少し眉をあげて面白そうに美鈴を見下ろすと、
にこりと優しい笑顔を見せ、髪を撫でてくれた。

 

まこっちゃ~~ん、いるんかい?
差し入れ持ってきたんだけど、勝手にあがるよ。
あれ、お客さんかい。お邪魔かな。
どうしようか・・・。濡れ場だと困るね。
まあだ、暗くなりかけたばっかじゃないか。いくらなんでも早過ぎんだろ。
そんなことわかるもんかい。

 

階下から、ごそごそと話し合う声が聞こえて、
あきらめたように田山が小さくため息をつくと、

 

「上にいますよ。今、降りますから」

 

声をかけ、美鈴のこめかみに小さくキスをすると、
身をひるがえして、階段の方に向かった。

玄関でごそごそもめていたのは、ちあきおばさんと
元SKD男役のつやこおばさんだ。
ちあきおばさんはつやこおばさんの腕を引いて、
玄関から帰ろうとしていたらしいのだが、
つやこの方は興味深々で階段口を覗いていた。

田山と美鈴が一緒にゆっくりと階段を下りてくると、
二人とも、さすがにばつの悪い顔をした。

 

「邪魔しちゃったね、悪かったよ。」
「いえ、いいんですよ。」

 

田山の表情はいつもどおり柔らかだ。

 

「あのさ、近所から鶏のいいのをもらったもんだから、
 おすそ分けっていうか、その・・・。
 ま、ついでに鍋の材料も持ってきちまったんだ。
 ちょいと冷えてきただろう?
 ええ、ちょっとごめんよ。」

 

つやこおばさんは最初、ほんのちょっと口ごもっていたが、
言い訳するのが面倒になったらしく、勢いよく玄関から上り込んだ。

いつもながら身ごなしは軽やかで堂々としている。
迷いなく台所に入ると、あちこちから何かを出し入れする音が聞こえ始めた。

遠慮そうに立っていたちあきおばさんが、

 

「ごめんねえ、まこっちゃん。つやちゃん、ここんちが気になって、
 気になって、どうしても押しかけてきちゃったんだよ。
 鍋の用意だけしたら、すぐ帰るから。
 あ、あたしもこんにゃくの炒ったのと、茄子の漬物持ってきたからね。」

 

よっこらしょ、と重そうに上り込むと、美鈴を見て
すまなそうに微笑んだ。

 

「あんたには、いつも頂くばかりですまないね。
 小糸から受け取ったよ。ごっそうさん。」

 

美鈴の腕にそっと触れると、つやこの跡を追って、
よたよたと台所に入って行った。

呆然と突っ立っている美鈴に、くすりと田山が笑いかけて、
背中に手を回しながら

 

「仕方ありませんね。
 あっちへ行って、お手並み拝見といきましょうか。」

 

台所前の、茶の間のような部屋へといざなった。

畳ではなく板敷に、古めかしいテーブルがどっしりと置かれている。

 

「子供の頃はちゃぶ台で飯を食っていたんですが、
 母が逝ってから、テーブルに替えたんです。
 その方が何かと便利でね。昔のちゃぶ台はあっちに。」

 

茶の間続きの奥座敷に、丸いちゃぶ台があった。
手入れが行き届いているのか、つやつやと鈍い輝きを放っている。

下町おかみさん二人の準備は、少々せっかちなくらい手早く、にぎやかで、
スローな美鈴は、見ているだけで目がまわりそうだった。
それでも遠慮がちに、いちおう立ち上がり、

 

「あの、わたしもお手伝いさせてくだ・・」

 

最後まで言い終わらないうちに、

いいの、いいの、座ってて!
あんたはまこちゃんの大事なお客さんだからさ。
鍋の用意したら、あたしらは帰るから、ちょいと待ってて。

 

盛大に手をふって、美鈴を制しながらも口と手は止まらない。

 

鶏は骨付きかい?もちろんだよ。
七味とんがらしはどこだっけね。あ、おろし金、そろそろ目立てが要るよ。
そんな手つきじゃ、指まですりおろしちまうだろ。
馬鹿言うない。目は悪くなっても、手はまだたしかだよ。

 

がたぴし、とんとんとん・・・がりがり。かちゃ、かちゃかちゃ・・。

 

あっという間にテーブルに鍋の支度が整いつつあった。

 

「ありゃ!大吟醸だって。いいのがあるねえ。
 やっぱり、越後の酒はこたえられない。」

 

つやこおばさんが、台所の奥から3分の2ほど入った一升瓶を
担ぎ出しながら、ラベルに見入っている。

 

「もらいものですよ。よかったら、つやこおばさんもひと口どうです?」

え?

田山が言った途端、ちあきおばさんが手を振って、
ダメダメ!の仕草をしたが、まにあわない。
つやこおばさんの顔が盛大に笑み崩れている。

 

あっははは・・

「いいのかい?悪いねえ、じゃ、ほんのひと口頂いて、
 ちょいと鍋を仕上げたら、帰るよ。」

 

言いながら、うれしそうにグラスやらぐい飲みを増やし、
皿小鉢の手当てもした。
いつの間にか、冷蔵庫からビールが持ち出されてくる。

 

「いやあ、うれし!ノドがカラカラだったんだ。」

 

つやこおばさんがうきうきと座り込むのを、
ちあきおばさんが横目で真の顔色を窺いながら、ささやいた。

 

「まこちゃん、この人にお酒飲ましたら、あたしゃ知らないよ。」

 

 

 

ちあきおばさんが心配した通り、

つやこおばさんは、ひと口、口をつけるとどうにも止まらず、

ついでにしゃべる口も開きっぱなしだった。

 

「いやあ、あたしゃ、酒はぬる燗がいいんだけど、
 大吟醸だけは冷やでいただかないともったいない!

 美鈴さんは、どこの出身だい?ぐんま?
 日光のあるとこかい?
 上野の寛永寺には、将軍さんのお墓があるんだから、
 まんざら縁がないわけでもないよね。
 
 料理は得意?ま、おいおい慣れるさ。
 まこっちゃんの好きなもんも、な~んでも教えてあげっからね。」

この子は若いのに、しぶい食べもんが好みでねえ。
さ、もう一杯やってみなよ。

 

つやこおばさんは自分も飲み、真にも飲ませ、
機嫌よく美鈴にも薦めた。

ちあきおばさんは、冷静に鍋の番をして
煮あがったところから、美鈴の椀にも取り分けてくれた。

鍋で温まった口に、冷たい茄子漬やこんにゃくの炒り煮、
うっすら甘く煮たうずら豆もおいしかった。

お酒はこの前、真と一緒に鰻屋で飲んだものより、
もっとさらっとしていながら、なんともいい香りがして、
実に飲みやすい。
日本酒がこんなにおいしいとは驚きだ。

つやこおばさんの独演には、さりげなく美鈴の身元調査が織り込まれていて、
お見合い世話人歴、40年の年季を感じたが、
それほど嫌な気分にはならない。

傍らでおだやかに微笑みながら相槌を打っている田山が
なにげなく気を遣いながら、
美鈴をかばってくれるのを感じたせいかもしれない。

なんだか、田山の親せきのおばさんにもてなされているような感じで、
ちょっとうっとうしいけど、うれしいような、恥ずかしいような・・・。

 

「あんた、意外といける口だね。
 まこちゃんのおっかさんも、酒が強かったんだよ。」

「ありゃあ、ざるだったね。そういやあ・・・」

 

早口の下町言葉での応酬は、半分も聞き取れなかったし、
返事もずれ気味だけど、いい気分。

うそのように、さらさらとお酒が進んだ。

 


 

 

10 Comments

  1. わ~い わ~い 田山さんだ~~(^◇^)
    AnnaさんUPありがとうデス
    田山さんの正体がわかるかと期待していたのに
    >ただの人間ですよ。美鈴さんと同じ。
    ・・・・これじゃわかんないよ(;一_一)
    >ほんのわずか、ものの気配を鋭く感じられる
    ・・・・いやいや、そんなもんじゃないでしょう(-“-)
    美鈴さんだって、いまいち納得してないじゃん。
    でも、田山さんは人間でなきゃ困るので、とりあえず今はこれでいいです!!
    で、同居の話はどうなった?
    下町レディースの登場でうやむやになりそうです・・・
    おまけに美鈴さん、大吟醸を“さらさら”飲んじゃって・・・
    気がついたら田山さんと一緒のお布団の中、とか? キャーッ(≧▽≦)
    妄想が、妄想が~~!!!
    またまた次回が待ち遠しい展開です!
    楽しみにしてま~~す^m^

  2. ちのっちさんのコメントが全く私と同じ気持ちだったので、
    思わず笑ってしまいました。
    田山さんの正体は少しずつわかればいいわ~
    美鈴気分で大吟醸と田山さんに酔いしれて待ってます~

  3. どぅおも~~!
    何とか一週間アップを守れました。
    先週は私的に48時間ぐちゃぐちゃに遊んじゃったので、
    危なかったです(冷汗)
    拍手スレにレス下さった方々、
    誤字、脱字、言い回し等のチェックにも感謝。
    不明を恥じております。
    ちのっちちゃぁあああん、
    喜んでくれてありがとう!
    >・・・・これじゃわかんないよ(;一_一)
    そうですねえ。
    何しろ逃げられては困るので、そぉっとそぉっと
    囲い込んでから(笑)
    ま、邪魔が入りましたけど。
    >下町レディースの登場でうやむやになりそうです・・・
    母代りのような、追っかけのような、
    パパラッチのような・・・好奇心満々レディースです♪
    >大吟醸を“さらさら”飲んじゃって・・・
    ふふふ、良いお酒であればあるほど「さらさら」
    イケるらしい。
    次もノンでね♪じゃない、ヨンでね♪♪
    れいもんちゃん、いらっしゃ~~い!
    >ちのっちさんのコメントが全く私と同じ気持ちだったので
    ほぉ、どの辺が一緒なのかしら?
    「気がついたら田山さんと一緒のお布団の中、とか?」
    などの妄想が同じだったのかしら?(笑)
    どうか、この先もお見捨てなく。
    続きを言ってしまいそうで、くるちい・・・

  4. 私も、私も!
    ちのっちさんとれいもんさんとコメント一緒です。
    どこが、ってすべてヨン^^
    甘~くなるのかと思いきや、下町レディース軍団登場で一気に下町雰囲気に…
    思わず苦笑してしまった^^;
    田山さん、おばさま方が帰った後にもうひと押しよ!頑張って~^^
    Annaちゃん、ご無沙汰です!もう~田山さんのUPが嬉しくて嬉しくて♪♪♪
    次のUPが待ち遠し~♡

  5. まこっちゃんホントに?
    ( ―・─ _____ ─・─ ) ジロリ(疑いの目)
    ホントに妖精とかじゃないのよね???
    美鈴ちゃん、サラサラ飲んじゃって大丈夫?
    案外まこっちゃんのが先にぶっ倒れたりして…
    次が楽しみ~~
    Annaさん、待ってます~♫ღ

  6. うっ! 田山さん、押してきた・・・・
    ・・と思ったら、「まこっちゃん親衛隊」のレディースが乱入!
    美鈴さん、田山さんと一緒に暮らすということは
    もれなくこのオバ様たちもついてくると言うことだけど、、
    大丈夫かな?? 酔わせてしまえばどうにかなるか・・^^;
    ちのっちさんとれいもんさんのハテナ(?)コメは皆の疑問、
    でも田山さんが、妖怪変化じゃなくハンサムなままなら
    少々のことは目をつぶります!(・・って私じゃないか・・残念)

  7. Gelsthorpeさん、いらっさ~~い!
    こちらこそ、ご無沙汰しててスミマセンっ。
    >コメント一緒です。
    どこが、ってすべてヨン^^
    ホント?省エネとかってことはない?(笑)
    >甘~くなるのかと思いきや、下町レディース軍団登場で一気に下町雰囲気に…
    こういう時、しょっちゅう出入りしている人がいるって、
    不便ですねえ。
    >田山さん、おばさま方が帰った後にもうひと押しよ!頑張って~^^
    お酒のんじゃうとKYになっちゃうみたいで、
    いつ帰ってくれるのかしら。
    きみりんさんもありがとうございま~~す!
    >( ―・─ _____ ─・─ ) ジロリ(疑いの目)
    きゃ~、すごい疑いの目、デカいわ。
    「触った感触は人間でした」(美鈴)
    >次が楽しみ~~
    は~~い!サボらずに続けていきますので、
    またいらしてね♪

  8. お返事したら、hiroさんがおいで下さった、
    おはようございますぅ、先日はども。
    >田山さん、押してきた・・・・
    ・・と思ったら、「まこっちゃん親衛隊」のレディースが乱入!
    そぉなんです。
    まさに「親衛隊」が鍋材料持って乱入(ため息)
    >田山さんと一緒に暮らすということは
    もれなくこのオバ様たちもついてくると言うことだけど、、
    そぉなんです2!
    下町エリアの義理人情は濃いし、大事なアイドルだし、
    小姑千匹のところに行くことになりますな。
    >少々のことは目をつぶります!
    妖怪変化・・・夜中に蛙に化ける、しっぽが生える、
    牙が出る、全身毛だらけになる、etc・・
    ドレならいいですかね(笑)

  9. あれ?
    私コメント入れたつもりだったのに、なんで入ってないのかなぁ~~
    職場からだったから、PCが「なまけてるなよ」って送信をキョヒしたのだな、きっと。
    とほほ。
    いよいよ田山さんは自分の素性を明らかにするのね。
    どんな能力なのか、早く知りたいです。
    そして、ほら、開かずの小屋?誰も入ってはいけない場所とかもあったよね。
    全部の謎がだんだん解けていくんだよね。
    案外単純なことであってほしいです。
    しかし・・・
    私、昔からこんなふうにドカドカと誰かが家に入って来るような暮らしが長かったんだけど、
    最近こういうのがもうイヤで、無性にむかつくようになってしまった(笑)
    了見のせまいヤツになっちゃったので、このレディースを温かく迎え入れることができないです。
    どうしよう(笑)
    空気読んでさっさと帰ったら?!って思ってしまうわ。

  10. おお、しーたちゃんもありがと~~!
    コメの入れ直し?すまんこってす。
    >自分の素性を明らかにするのね。
    どんな能力なのか、早く知りたいです。
    う~~むむ、先をばらさない方がいい時のお返事がむつかしい。
    >ほら、開かずの小屋?誰も入ってはいけない場所とかもあったよね。
    よく読んでくれてるねえ。
    忘れちゃってるかと思ってた。
    「誰も入ってはいけない場所」ではなく
    「(あなたは)近づいても入ってもいけない」という場所です。
    >このレディースを温かく迎え入れることができないです
    「プライバシー」という言葉が生まれる前の暮らし方ですからね。
    でも、こういう風に行ったり来たりしてると、
    病気とか、困ってるときにすんごく助かるのかもねえ。
    美鈴は「まこちゃんの彼女」と認めてもらえてるのが、
    うれし恥ずかしなんです。

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